電気泳動ウェスタンイメージャーカタログ_リンク削除
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- 機器および関連消耗品
ブロッティング装置
ブロッティング装置は大きく分けてセミドライとタンクの 2 種類の方式の装置がございます。 それぞれの装置に特徴があり、 実験の目的や用途に合わ せて選択することをお勧めいたします。
セミ ドライ式
電極間を狭めることで形成される高電場を利用し、 高速転写とバッファー消費量の削減を両立した転写システムです。 その一方で長時間の転写には不向きであり、 装置によっては高分子領域のタンパク質の転写には向きません。 また、 不適切な長時間の転写は、 発熱に よる機械的なダメージにより機器の劣化を早める原因になるため注意が必要です。
タンク式
転写の電気条件や時間を自由に変更することができ、 目的タンパク質の分子量や性質によってフレキシブルな転写を可能にします。 また、 クーリング 機能を有するため、 オーバーナイトでの転写も可能です。 その一方でセミドライ式と比べ、 バッファーの消費量が多くなります。
ブロッティング装置 セレクションガイド
タイプ セミドライ式 短時間かつバッファー量を節約可能 高効率かつ高速転写可能 ロングセラー製品 タンク式 幅広い条件設定に対応する万能モデル ミニゲル用 ミディサイズにも対応
製品
トランスブロット Turbo
トランスブロット SD
ミニトランスブロットセル
Criterion トランスブロットセル
特徴
電極はワイヤータイプとプ レートタイプから選択するこ ミニゲル 15 ~ 30 分、ラージ プレートタイプはタ セミドライ式でありながら幅 ゲル 30 ~ 60 分で転写が可能。 外側のバッファー槽はミニプ とが可能。 ンク式でありながら高電場を 分子量 120kDa を超えるタン ロティアン Tetra セルと兼用 広い分子量領域の転写に対応 パク質の転写には不向き かけることができ、 高効率な転 写が可能
転写面積 (W × カセット数
L)
15 × 11 cm 2個
― (専用転写パックあり) 約8
24 × 16 cm
― ≦ 200
10 × 7.5 cm 2個 1.3 L 4 cm 60 分~オーバーナイト
(バイオアイスクーリングユニット )
15 × 9.4 cm 2個
(クーリングユニット使用時)
必要な バッファー量目安 電極間距離 転写時間 クーリング機能 転写可能なゲル枚数 ミニゲル (6.4 × 8.3cm) (13.3 × 8.7cm) Criterion ゲル 推奨パワーサプライ
ml
(クーリングユニット使用時)
950 ml
mm
サンドイッチした厚みに依存
4.3 cm 30 分~オーバーナイト
(バイオアイスクーリングユニット)
3 ~ 10 分
無
15 ~ 60 分
無
保冷剤
保冷剤
クーリングコイル
(オプション)
4枚 2枚
(内蔵のため不要)
4枚 2枚
パワーパック
2枚
― パワーパック
4枚 2枚
パワーパック
―
HC もしくは Universal
HC もしくは Universal
HC もしくは Universal
マイクロフィルトレーション装置
タンパク質や核酸をメンブレンに吸着させドッ トブロッ ト用の装置です。 抗体反応の条件検討など多検体処理に対応します。 トはバイオドッ ト、 スロッ ト型の 48 ウェルフォーマッ トのバイオドッ ト SF がラインアップされています。 丸型の 96 ウェルフォーマッ
Bio-Rad Laboratories
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