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ウェスタンブロッティング用検出試薬
ウェスタンブロッティングの検出は、 主に二次抗体に標識された酵素 (HRP や AP) と反応する基質溶液と反応させることで生じる発光や発色を検出す る方法や蛍光色素を検出することで行われています。
ウェスタンブロッティングにおける検出法の特徴
酵素 製品名 特徴 コストパフォーマンスに優れた一般的な検出感度 (Mid fg) グレード バックグラウンドがあがりにくく、 発光時間も長いため、 長時間露光にも対応 より高感度 (Low fg) グレード 高感度である一方、 バックグランドも上がりやすく、 短時間検出が一般的 (10pg) CDP-Star を基質として用いた検出系。 HRP と比べ検出感度は低い 化学発光と同等レベルの検出感度がえられる。 バックグラウンドを抑えるため 冷却 CCD 搭載撮影装置 メンブレンやブロッキングバッファーの選択が重要 レーザースキャナー 冷却 CCD 搭載撮影装置 X 線フィルム 検出装置
Clarity HRP
化学発光
Clarity Max AP イミュンスター
AP
StarBright DyLight
4 CN
蛍光
HRP
発色
様々な波長の蛍光色素が用意されている。 検出感度は StarBright シリーズよ 近赤外領域にて高い検出感度を持 り低い つ装置が必要 短時間で可視化が可能で、 低コストかつ低バックグラウンドで検出可能。 AP とくらべ検出感度は低い (500pg 程度) 退色するため注意が必要。 目視スキャナー (100pg) 。 退色が起きにく HRP を用いた発色法と比べ高感度な検出が可能 い。
高感度検出を行う場合には、 遠赤、
DAB BCIP/NBT
AP
蛍光検出で使用される StarBright、 DyLight シリーズの詳細は 71-72 ページを参照ください
化学発光検出試薬
ウェスタンブロッティングにおいて化学発光検出は、 その検出感度の高さから一般的に使用されている検出方法です。 バイオ・ラッ ドでは HRP 標識された抗体検出に対応した ʻClarity シリーズ ʼと、 AP 標識された ʻ イミュンスターシリーズ ʼ をラインアップしています。
優れたコストパフォーマンスで確実なケミルミ検出を実現
Clarity シリーズ
Clarity シリーズは、 HRP 標識抗体の検出に対応した化学発光基質です。 目的感度に合わせて使い 検出感度の異なる 2 種類がラインアップされ、
分けることが可能です。
Clarityシリーズの製品比較
品名 検出感度 発光時間 検出方法 抗体希釈目安 対応メンブレン 保存 使用方法 推奨使用量 カタログ番号 容量 価格
Clarity Max Clarity Low-fg レベル Mid-fg レベル 約 24 時間 約 2 時間 CCD カメラ、 x 線フィルム 1 次抗体 1:1,000 - 1:50,000 2 次抗体 1:50,000 - 1:250,000 ニトロセルロース、 低蛍光 PVDF PVDF、
室温
2 種類の溶液を 1:1 混合 0.1 ml / cm2 1705062 1705060 100 ml 200 ml ¥38,000 ¥20,000
1705061 500 ml ¥40,000
Clarity シリーズは、2 種類の常備がお薦め !!!
普段はコストパフォーマンスに優れた “Clarity” を使用 感度が足りないと思ったときは、 “Clarity Max” を連続使用 労力を最小限に抑え、 無駄のない実験が可能です。
Meet the Brightest ECL Substrate - Clarity Max™ Western ECL Blotting Substrate
Clarity シリーズの連続使用例
A Clarity C Clarity で検出後、Clarity Max
*
*
“ Clarity ” で十分な検出感度が得られなかった場合、続けて “Clarity Max”で検出することでより高感度な検出が可能です。 ことで、 いざという時に Clarity と Clarity Max を常備しておく メンブレンを有効活用することが可能です。
*410,214
*6,904,447
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Bio-Rad Laboratories
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